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岩村城城下町と岩村城登山(ハイキング・コース)

    岩村城登山にかかる時間

    岩村城登山にかかる時間は人によりますが、麓から1時間見ておけば大丈夫です。岩村城跡の見学・散策に時間がとられると思いますので、登山にかかる時間は往復2時間くらいです。岩村城下町の見学は通常1時間ほど、お店を覗いたり昼食を取ったりする場合はその時間を加算してください。

    岩村城の登山だけの方は、麓の岩村民俗資料館の前に駐車場があります。(岩村城登山の駐車場の位置をGoogle Mapで確認

    岩村城について

    今は恵那市になっている旧岩村町にある岩村城は、日本三大山城の一つとされる石垣が有名な城です。

    戦国時代に織田方と武田方の取り合いとなり、1558年に武田方が攻撃すると織田方は明智光秀を送って応戦。1571年織田信長の叔母で、亡くなった城主遠山景任の妻、おつやの方が実質的な城主を務め、女城主の城としても知られことになりました。おつやの方は後に織田信長の敵、武田方に寝返ったとして1575 年、織田信長によって磔となったという、悲劇のシーンでもあります。

    では岩村城は戦国時代の城かと言うと、その歴史はずっと古く、築城の年ははっきりしないものの、鎌倉時代に遠山景朝が築城したと言われています。遠山景朝は源頼朝の家臣の息子だとか。その後戦国時代に至るまで代々遠山家がこの地を治め、遠山家の城として存続したようです。

    1571年に遠山景任が病死し、信長は5男の織田勝長を遠山氏の養子に出し、後見をおつやの方に任せましたが、幼少の城主に代わり、おつやの方が実質的な城主となりました。

    1572年に武田軍が岩村城を包囲し、おつやの方は秋山虎繁と婚姻するという条件を飲んで降伏しました。その後、岩村城は武田方の城になります。

    1575年信長は長男織田信忠を大将として岩村城を攻撃し、城を奪還。秋山虎繁とおつやの方は捕えられて長良川河川敷で磔となりました。岩村城には河尻秀隆が入城し、現在ある見られるような城に改築したそうです。

    1582年の甲州征伐の折には、信長は信濃攻撃には参戦せず、岩村城に滞在していました。その後岩村城は森長可が入城、小牧・長久手の戦いで長可が討ち死にした後は森忠政が引き継ぎました。

    岩村城は山城として有名で、日本100名城三大山城などに数えられています。岩村城の歴史はこちらに詳しいです。

    岩村城城下町は、特にNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」のロケ地になったことで、さらに有名になりました。このコースは岩村城下町と岩村城跡の登山、そして旧岩村藩の藩主の墓地を訪ねます。

    岩村城登山・ハイキングのコースマップを見る

    岩村城ハイキング・登山コースの見どころ

    まずは岩村城下町の散策から。基本的に明智鉄道岩村駅から、岩村城の登城口までは一本道で、この両脇に商店などが並ぶシンプルな構造の城下町です。いわむら観光協会が作った岩村観光マップ(PDF)を確認ください。現地でも手に入ります。

    岩村城下町の様子はこんな感じ。ここは城下町でもかなり上の方、岩村城の登城口に近い方の様子です。

    岩村城下町

    岩村の町中で名物と言えば、銘酒女城主とかもありますが、

    銘酒女城主

    どなたにもお勧めできるのはこちら、松浦軒のカステラです(食べログで評判を見る)。松浦軒の創業は江戸時代の寛政8年(1796年)。カステラは江戸時代に製法が長崎から伝わったそうです。他にも亀屋というお店もカステラを作っています(食べログで評判を見る)。

    松浦軒のカステーラ
    松浦軒のカステーラ

    この日は紅葉が始まっていて、岩村城の方へ向かって歩いて行っても良い雰囲気。

    岩村城下町を岩村城跡へ向かう
    岩村城下町を岩村城跡へ向かう

    町を抜けたら太鼓楼などを経て次第に山道へ。いよいよ岩村城登山の始まりです。

    太鼓楼から登城する

    おおむね石畳があります。登り始めてすぐのところにあるのが下田歌子勉学所。この日は紅葉がきれいでした。

    下田歌子勉学所
    下田歌子勉学所

    有名な岩村城の石垣。六段壁と呼ばれる部分。

    岩村城

    岩村城本丸直下の本丸埋門の部分。やはり石垣が凄いです。

    岩村城の石垣 本丸埋門
    岩村城の石垣 本丸埋門

    岩村城の本丸。山頂部分がならされています。

    岩村城


    岩村城から降りてきたら、特別支援学校を右から回り込むように進んだ右斜面に墓地があります。ここは現在でも利用されているようですが、この墓地の上部に江戸時代岩村藩代々城主の墓地があります。いわゆる大名墓地です。

    ここには岩村藩の家臣も葬られているそうです。どれが誰の墓石かはよくわかりませんが、大名の墓にしては小さいというのが正直な感想。

    あとは、岩村駅なり車を停めた駐車場に戻ってハイキングの終了です。

    集合場所

    公共の交通機関を使う場合は明智鉄道岩村駅が起点になります。自家用車の場合、城下町周辺に駐車場が多くあります。

    行程とコースタイム

    ハイキングにかかるコースタイムは3時間ほどです。どれだけ岩村城下町の中で時間を取るかによりますが。岩村城登山だけだと往復山頂でゆっくりしても2時間くらいです。

    昼食

    岩村の城下町周辺には数多くの飲食店がありますし、観光地ですから必ずどこか開いています。取材の日はお食事処 鳥兵(とりひょう)を利用しました。

    トイレ

    岩村城下町のあちらこちらと、岩村城跡の駐車場に公衆トイレがあります。

    持ち物と服装

    街歩きの服装で大丈夫です。靴はスニーカーを勧めます。

    ハイキング適期

    年中訪れることができます。紅葉の頃が特にお勧めです。

    近隣の見どころ

    時間があれば農村景観日本一に選ばれた隣接する富田地区を歩くのもお勧めです。

    岩村駅の裏には東海自然歩道が通っており、明智方面や恵那方面へのハイキングが楽しめます。