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岐阜県恵那市岩村にある大名墓地(乗政寺山墓地)は、代々の岩村城主や、ゆかりの人の墓がある墓地です。岩村城の登城口近くにある岐阜県立恵那特別支援学校近くの山の斜面にあり、車道からは一段高くなったところです。

いわむら観光協会のWEBサイトにどのような墓地であるかの説明があります。

松平家乘と丹羽氏4代のものがあり、松平氏一族の供養塔や、家老の丹羽瀬、荻山、森、河合、佐藤家をはじめとする家臣の墓も多い。 また、実践女学園の創設者である下田歌子女史、そして講談で知られた「美濃の小雀」の墓もある。 最も立派な墓は、若くして没した丹羽氏明のもの。六地蔵や灯篭を配している。 城主代々の菩提寺があったところで、慶長6(1601)年に、大給松平本家が龍厳寺を建立し、次の丹羽氏が妙仙寺、小諸(長野県)からきた大給分家松平氏は小諸城内にあった乗政寺をここに移した。同寺は、明治4(1871)年に廃寺となり寺仏などを縁の深い隆崇院に移した。 春には、満開に咲き乱れる桜が美しい。

http://iwamura.jp/archive/%E5%A4%A7%E5%90%8D%E5%A2%93%E5%9C%B0

道路から見た墓地はこんな感じ。最近の一般の人の墓石も多くあります。

岩村大名墓地
岩村大名墓地

登っていくと、教育委員会の標識が立った五輪塔が並んでいます。名のある人の墓のはず。

岩村大名墓地
岩村大名墓地

丹羽家の墓との表示はありましたが、誰のものかは… ピラミッド状の墓石は、散らばっていた墓石を集めたもので、当初からこのような墓石群があったわけではありません。

岩村大名墓地
岩村大名墓地