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京都ウォーキング 広隆寺から蛇塚古墳

このコースの歩行距離は太秦広隆寺駅から歩き始めて帷子ノ辻駅まで2㎞あまり。ウォーキングを目的とするコースとしては、かなり短いです。人にもよりますが、広隆寺の霊宝殿に展示されている弥勒半跏思惟像などの国宝・重要文化財の仏像の見学に時間が取られると思いますが、それでも3時間あれば十分でしょう。このウォーキング・コースは午前か午後に歩く設定で、コースを長くしたいのであれば、他の近隣のコースと組み合わせると良いと思います。

このウォーキングコースの地図

コースの行程

このコースの起点は、京福嵐山本線の太秦広隆寺駅です。近くにはバス停もありますので、出発地によってはバスの利用も便利です。Google Map で確認してください。(太秦広隆寺駅への経路をGoogle Mapで確認

太秦広隆寺駅を出ると、すぐ先に広隆寺の入り口である楼門が見えています。広隆寺の手前の交差点を右に曲がると東映太秦映画村がありますので、興味のある方は映画村に立ち寄られても良いでしょう。

広隆寺の山門
広隆寺の楼門

広隆寺

広隆寺の創建は603年で、平安京よりだいぶ古いです。渡来系の豪族である秦氏の氏寺でした。この辺りから嵐山一帯は、秦氏の勢力範囲だったようですね。ただし、平安京ができる前は、広隆寺は現在の北野天満宮あたりにあったとか。

広隆寺は講堂が重要文化財ですが、取材の日は工事中で覆いがかけられていました。国宝の桂宮院本堂は通常非公開ですので、写真はありません。

広隆寺の地蔵堂には腹帯地蔵と呼ばれる木造地蔵菩薩坐像があります。安産にご利益があるとか。なかなか味のある像です。空海が作ったと言われていますが、多分平安時代後期の作だとか。

広隆寺の腹帯地蔵
広隆寺の腹帯地蔵

広隆寺の本殿は上宮王院と呼ばれ、聖徳太子を祀るもの。

上宮王院
上宮王院

中宮時の見どころは、何と言っても霊宝殿です。ここには、国宝第一号として知られる弥勒半跏思惟像を始めとし、藤原時代の大きな千手観音など、飛鳥から鎌倉時代に至る国宝20点、重要文化財48点が展示されています。驚きの空間です。ちょっと暗すぎるのと、展示物が遠いものがあるのが残念ですが。当然写真撮影は禁止です。

広隆寺霊宝殿
広隆寺霊宝殿(木々の奥)

広隆寺を出たら、車道を直接交差する嵐電に気を付けながら?!大映通り商店街を通り抜けます。この商店街は帷子ノ辻駅の手前まで続いています。

広隆寺前の嵐電
広隆寺前の嵐電

蛇塚古墳

このコースでは、途中で大映通り商店街を南(左)に折れ、蛇塚古墳を目指します。蛇塚古墳は解説に次のようにあります。やはり、秦氏関連の遺跡と考えられています。石室は石舞台塚古墳よりも大きいとか。

京都府下最大、全国的にも有数の規模を誇る横穴式石室をもつ古墳で、古墳時代後期の7世紀頃に築造されたと考えられる前方後円墳。このころの太秦一帯は機織や高度な土木技術をもつ渡来系氏族の秦氏により大いに栄えており、蜂岡寺(広隆寺)の創建や、後の平安京造営に際してその一翼を担うほどの勢力をもっていた。その秦氏一族の族長クラスの墓といわれる。はやくから封土は失われ、残存する石室の周囲には民家が建ち並んでいる状況だが、後円部の石室は全長17.8メートル、玄室長6.8メートル、玄室幅3.9メートル、玄室床面積25.8㎡を測る。蛇塚の名称は、かつて石室内に蛇が多く棲息していたことに由来するといわれている。国指定史跡。

https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=8&tourism_id=213
蛇塚古墳
蛇塚古墳

蛇塚古墳の周辺の家々は、かつてあった前方後円墳の形に石室を取り巻いていて面白いです。ぜひこちらから Google Map の航空写真で確認してください

蛇塚古墳から帷子ノ辻駅までは10分弱です。

近隣の見どころ

身近いコースですから、他のウォーキング・コースと組み合わせるのも良いかと思います。嵐電を利用することも考えると、以下のコースとの組み合わせがお勧めです。

北野天満宮方面からは、嵐電の北野白梅町駅からアクセスできます。

妙心寺から南に出ると、広隆寺までは徒歩か、バスあるいはJR山陰線を利用できます。(妙心寺から広隆寺までの経路をGoogle Mapで確認