多治見 虎渓山永保寺、修道院と本町オリベストリート(ハイキング・コース)

評価 :4/5。

永保寺の庭園と国宝の建物は圧巻。修道院とのコントラスト、そして陶器のお店が集まる通りや、昭和の商店街など、いろいろな様子が詰まっていて楽しめる。


多治見を始めとする東濃地域は、古くから陶器の産地として有名です。このコースでは、国宝の建物を有する虎渓山永保寺に加え、陶器の店が並ぶ本町オリベストリート、そして珍しいカソリックの神言会多治見修道院を訪ねます。

コースの見どころ

このコースは右回り、左回りどちらでも良いですが、取材の日はJR多治見駅の北口を出て右回りで回りました。

駅から虎渓山永保寺までは30分ほどひたすら車道歩きです。道中にはさほどの見ものもありませんから、JR多治見駅北口から出ている東鉄バス小名田線で虎渓山バス停まで行くか、あるいはタクシーでも良いかと思います。

永保寺には複数の参道がありますが、このコースでは北側から入ります。「虎渓山永保寺」と書かれた石柱に導かれ、JR中央本線の踏切を超えると一挙に参道ぽくなります。

虎渓山永保寺の石柱
虎渓山永保寺の石柱

この参道は保寿院、徳林院、続芳院という三つの永保寺塔頭の間を抜けていきます。

永保寺塔頭
永保寺塔頭徳林院

そして道はいきなり永保寺にある国宝観音堂の横に飛び出します。

虎渓山永保寺国宝観音堂
虎渓山永保寺国宝観音堂

観音堂の周りはいわゆる永保寺庭園で、国の史跡です。ここは圧倒的に紅葉の頃がお勧めです。

永保寺庭園
永保寺庭園

永保寺境内には樹齢700年以上と言われる大イチョウもあります。永保寺の境内をぐるっと見渡すとこんな感じ。

虎渓山永保寺のもう一つの国宝の建物、開山堂はちょっとわかりにくい位置にあります。観音堂を右手に見ながら池を周り込み、その更に少し奥に行ったところにあります。

秋の開山堂
虎渓山永保寺開山堂

永保寺を堪能したら、西参道を通って永保寺を後にします。西参道は石畳のある古い参道です。参道脇には点々と石仏が置かれています。四国八十八ヶ所霊場になっているようです。と言うことは臨済宗の永保寺とは直接関係のない石像だということでしょうか。

永保寺西参道
永保寺西参道

ほとんどが樹下で暗い西参道を抜けて出たところが虎渓公園。売店やトイレ、展望台などがあります。桜の名所だとか。写真中央の観音像は戦没者慰霊のためのものだとか。

虎渓公園
虎渓公園

公園の樹林帯を縫う車道を通って坂を下り、平地に出たあたりにあるのが神言会多治見修道院。カソリックの修道院で、先ほどまでいた永保寺の純和風とは一変して、いきなりヨーロッパに来たような景色が広がります。

神言会多治見修道院
神言会多治見修道院

礼拝堂の中を見学したり、売店でクッキーやワインを購入したりできます。残念ながら取材の日は売店に誰もいませんでした。

修道院を後にして多治見の町に戻ると、やがて川を渡ります。これは永保寺の横を流れている土岐川。永保寺のあたりは山の清流に見えますが、ここだとかなり下流の雰囲気。

土岐川を渡る
土岐川を渡る

この辺りから飲食店も出て来るので、おなかが空いた場合はどうぞ。しばらく歩くと本町オリベストリート。名前からわかるように陶器製品を売るお店が集中している地域です。詳しくは本町オリベストリートの公式ホームページをどうぞ。散策用の地図もあります。

本町オリベストリートのお店の中
本町オリベストリートのお店の中

ここから駅に向かう途中にあるのは、ながせ通り商店街。昭和をほうふつとさせる趣のある商店街です。

多治見 ながせ通り商店街
多治見 ながせ通り商店街

ながせ通り商店街を抜ければ、JR多治見駅です。

集合場所

JR中央線多治見駅北口が集合場所、出発点になります。

行程とコースタイム

このコースはJR彦根駅から歩き始め、見学を含めて4時間ほどです。

昼食

多治見駅周辺には数多くの飲食店があります。永保寺の周辺には飲食店は限られていますので、タイミング的に町中でお昼になるような行程を組むと良いです。

トイレ

多治見駅、永保寺、修道院などにあります。

持ち物と服装

街歩きの服装で大丈夫です。靴はスニーカーを勧めます。

ハイキング適期

年中訪れることができますが、夏の暑い時期と降雪がある時は避けるほうが良いでしょう。

秋の紅葉がベストです。途中の虎渓公園は桜で有名だそうです。

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Post Author: ガイドマスター