タグ: 針綱神社

針綱神社は愛知県犬山市、犬山城のある城山の麓にある神社で、からくり人形の付いた山車で有名な犬山祭りは、針綱神社の祭礼です。犬山城の守護神として考えられています。針綱神社の公式ホームページはこちら

主祭神は尾治針名根連命(おわりはりなねむらじのみこと)で、古代に尾張一帯を治めた豪族、尾張氏の一族と考えられています。つまり古代豪族の時代からの神社ということですね。927年に編纂された延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)には尾張国丹羽郡の「針綱明神」として記載されています。また江戸時代には尾張五社の一つに選ばれています。

かつては、現在の犬山城天守閣のあたりの城山に鎮座していましたが、犬山城の築城に伴い。織田信康(織田信長の叔父)が針綱神社を東之宮古墳のある白山平山に移転。その後1606年、針綱神社は再度城下町の南方へと移転。現在の場所に再移転して来たのは明治時代に入ってからの1882年です。つまり、江戸時代には犬山城の下に針綱神社の鳥居がある現在の姿はなかったわけですね。

針綱神社の鳥居
針綱神社の奥に犬山城天守閣

針綱神社の参道から犬山城下町
針綱神社の参道から犬山城下町

針綱神社は犬山七福めぐりの対象です。

針綱神社を訪ねるハイキングコースと関連情報