タグ: 醒井延命地蔵尊
醒井宿内にある醒井延命地蔵尊(醒ヶ井地蔵尊)は鎌倉時代の石の地蔵尊で、270㎝の高さがあるそうです。地蔵堂の隙間から覗くだけでは、大きな地蔵であることくらいしか確認できませんが。「石像地蔵菩薩坐像」が文化財としての名前だそうですから、座っていて270㎝ならば相当の巨像です。
醒井延命地蔵尊の由来は以下のようなものです。
弘仁8年、大干ばつの時、伝教大師が醒井で地蔵菩薩を彫刻して降雨を祈願したところ、大雨が3日間降り続いたといいます。御丈1丈2尺の花崗岩による丸彫りの座像は、初めは水中に安置されていたので、尻冷やし地蔵と呼ばれていました。魚を供養するために祀られたともいわれています。
また、地蔵堂は江戸時代、大垣城主石川日向守が病気全快を感謝して建立したもので、老朽化や火災に遭い、2度再建し、平成2年には大改修が行われています。毎年8月23日、24日に盛大な地蔵盆が行なわれます。長浜観光協会の情報サイトからの引用
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