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犬山の紅葉寺として知られる寂光院の正式名称は継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院、通称は継鹿尾観音です。654年に創建されたと伝えられる古刹。かつては織田信長も参拝したとか。真言宗智山派の寺院です。

かつては七堂伽藍が立ち並んでいたようですが、今はその面影はありません。本堂は明治12年(1879年)の再建で、国登録有形文化財に指定されています。重要文化財や国宝はありません。

春の桜と、秋のモミジの紅葉が有名です。

寂光院の紅葉
寂光院の紅葉

背後の継鹿尾山を含めて古来信仰の地であり、継鹿尾山までが寺域になっているようです。寂光院から継鹿尾山頂上までの道にも石仏が数多くあり、またこの道は東海自然歩道の一部にもなっています。

継鹿尾山登山道の石仏
継鹿尾山登山道の石仏

寂光院は犬山七福めぐりの対象です。