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土田城(どたじょう)は岐阜県可児市にあった山城。標高172mの山頂付近に土田城があったとされています。土田城へは麓の可児市大脇公民館の駐車場に車を停めて登山ができます。
土田城のあった頂上まではかなりの急な登りですが、30分くらいで登れます。登山道は整備されています。大脇公民館の駐車場からは、近くの鳩吹山に登ることもできます。

土田城は一説には織田信長の実母、土田御前の出生地が土田城であったとも言われています。ただし土田御前に関しては異説もあるようです。

可児市の観光交流課のサイトによると土田城は「文明年間(1469~87)に土田氏によって築かれたとされる。弘治2年(1556)土田源太夫が死んだ後、丹羽郡小折城の生駒親重・親正が城主となった。親正は織田信長に仕え、天正2年(1574)には土田城を去った。」となっています。

土田城跡に登る斜面は非常に急です。土田城は守りが堅い城だったと思われます。頂上部は若干平らにされているだけで、土田城のなごりのようなものはありません。

土田城跡の頂上からは尾根伝いに中出丸という出丸を経て下山するコースもあります。時間に余裕がある方はどうぞ。

土田城の麓には墓石と思われる五輪塔が並んでいますが、一体誰のものでしょうか。

土田城のあった山を少し離れたところから見るとこんな感じ。土田のあった可児郡を一望できそうな位置です。

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