京都ウォーキング 伏見稲荷から伊藤若冲の五百羅漢像、藤森神社・墨染(ウォーキング・コース)

外国人観光客にも超ポピュラーな千本鳥居がある伏見稲荷大社を訪れてから、山沿いを南下し、伊藤若冲の手による五百羅漢像や、伊藤若冲の墓もある石峰寺を訪ねます。その後も南下を続け、藤森神社を経て、墨染桜のある墨染寺(桜寺)まで歩きます。

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最後の墨染寺は、墨染桜が有名でそれ以外には見どころはありません。コースの途中にもサクラの見どころがありますので、サクラの時期に歩かれることをお勧めします。それ以外の時期は、藤森神社までのウォーキングとしても良いと思います。

コースの見どころ

伏見稲荷大社の最寄り駅はJR奈良線の稲荷駅か、京阪本線の伏見稲荷駅ですが、JR稲荷駅の方が近いです。JR稲荷駅の場合は目の前がもう伏見稲荷大社の大鳥居です。

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社と言うと、赤い千本鳥居が有名ですが、実は重要文化財の建築もたくさんあります。本殿、お茶屋、権殿、外拝殿、楼門、南北回廊(2棟)、奥宮、白狐社、両宮社、五社相殿、荷田社、長者社、藤尾社、熊野社、これらがすべて重要文化財ですので、ちょっとじっくり見てみることをお勧めします。詳しくは伏見稲荷大社の公式ホームページで

伏見稲荷大社のある稲荷山は、有名な千本鳥居のさらに上に多くの社殿があり、そこを周るだけでちょっとしたハイキングのようなものですが、取材の日は他の目的地もあるので、千本鳥居のおもかる石のところで引き返し、次の目的とへと向かいました。

千本鳥居の入り口あたりから南に下る道に入ると、噓のように観光客は一人もいません。京都というところは、観光客は人気スポットに集中していて、そこを外すと今でもとても静かな風情が味わえます。

ぬりこべ地蔵

坂を下っていくと、ぬりこべ地蔵。なんでも江戸時代から歯痛にご利益があると、信仰を集めているとか。

ぬりこべ地蔵
ぬりこべ地蔵

石峰寺

やがて、石峰寺の参道。石峰寺は黄檗宗の寺院で、特徴的な中国風の山門があります。石峰寺は伊藤若冲が晩年を過ごした場所で、伊藤若冲の墓地もあります。相国寺にも伊藤若冲の墓地があるそうですが、相国寺に埋葬されているのは髪で、体は石峰寺に埋葬されたとか。また、本堂裏の山には、伊藤若冲が造らせた石造の五百羅漢像などがあります。ここは、釈迦の誕生から入滅に至るシーンを石像で表現していて、非常に面白い場所です。残念ながら写真撮影が禁止なので、石峰寺のホームページでご覧ください

石峰寺では毎年9月10日の伊藤若冲の命日に合わせて、石峰寺が所蔵する若冲の絵画を展示しまです。有名な虎の絵をはじめ、若冲の作品が10枚以上展示されます。興味のある人は石峰寺のホームページで確認してください

宝塔寺

石峰寺の次に訪れるのは、南隣の宝塔寺。寺伝によれば、平安初期(9世紀末)に時の関白、藤原基経が創建。当時は真言宗の極楽寺で、源氏物語33帖「藤ノ裏葉」にも登場するとか。鎌倉末期1307年に日蓮宗に改宗して現在に至るそうです。本堂と総門、多宝塔(京都市内最古)の三つが重要文化財です。(由緒は宝塔寺のホームページで確認してください。)

宝塔寺からは琵琶湖疎水に向かいます。琵琶湖疎水に沿って遊歩道が設けられており、桜の木が植えられています。

琵琶湖疎水
琵琶湖疎水

藤森神社

名神高速道路を超えたら琵琶湖疎水を離れて藤森神社へ。藤森神社は神功皇后によって創建されたと言われ、平安遷都以前から存在していました。由緒・ご利益は藤森神社の公式ホームページを参照してください

墨染

このコース、最後の訪問地は墨染寺(ぼくせんじ)です。別名桜寺とも呼ばれていて、近くにある駅の名も墨染です。平安時代に歌人、上野峰雄が藤原基経の死に際し、「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染に咲け」と歌を詠みました(古今集)。すると、薄墨色の桜の花が咲いたことからお寺の名前が付いたとか。ただし、その頃桜があったのは、応仁の乱で廃寺になった貞観寺という寺です。墨染寺は豊臣秀吉の許可で貞観寺跡地に再興し、その時に墨染桜を現在地に移植したとか。

墨染寺は桜の寺ですから、期待していきましたが、こじんまりとしたお寺で、きれいはきれいですが、桜の名所と言えるほどのところではありませんでした。墨染桜は4代目だそうですが、花は見られたものの、木が小さくてちょっとがっかりでした。

集合場所

JR稲荷駅が集合場所、出発点になります。

行程とコースタイム

このコースはJR稲荷駅から歩き始め、見学を含めて4時間ほどです。

昼食

伏見稲荷周辺には数多くの飲食店があります。先に進むほど飲食店の数は減りますが、見つけることはできます。

トイレ

寺社のトイレを利用します。

持ち物と服装

街歩きの服装で大丈夫です。靴はスニーカーを勧めます。

ハイキング適期

年中訪れることができますが、夏の暑い時期は避けるほうが良いでしょう。

近隣の見どころ


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