定番ともいえる養老駅から、養老の滝 へのルートですが、公共の交通機関を使ってアクセスし、養老鉄道養老駅から歩きます。このコースだけだと、ハイキングとしてはちょっと物足りないかな。養老山脈の山麓沿いを歩く東海自然歩道などと組み合わせるのがお勧めです。
コースの行程と見どころ
養老駅では沢山のヒョウタンが出迎えてくれます。
養老駅から養老公園まではほぼ一本道です。途中岐阜県こどもの国や養老ランドもありますから、子ども連れにもお勧めのコースです。
養老公園の駐車場を過ぎると、沢沿いの道。ここから紅葉シーズンにはとても美しい風景となります。逆に紅葉の盛りを外すと、あまり特徴のある場所ではありませんが…。右手にある養老寺は西美濃三十三霊場第二十五番札所です。
養老の滝へ向かう渓谷沿いには数多くの飲食店、土産物店があります。さらに途中には養老神社などもあります。
養老の滝に到着。あまり近づくことはできません。そこで撮影には望遠レンズが必要です。
帰路は、登って来た道をそのまま帰っても良いのですが、ちょっと寄り道をします。養老山妙見堂は、養老神社の方へ谷を渡る橋のあたりから右に入る道の先にあります。ここまで来るだけで観光客はほとんどいません。そして、石段に散るモミジに風情があります。
妙見堂は江戸時代初期に建立されたものの、その後荒廃しました。それでも最近になって再建したもののようです。
妙見堂からは、谷と並行する広い尾根上の道を進みます。気持ちが良い道ですが、観光客にはほとんど知られていません。
途中で車道に出てその先にあるのは「楽市楽座」という施設。ここには飲食店があるというので期待して行きました。でも、実際にあるのは簡単なうどんやフライドチキン程度。これでは環境は良いのにもったいない(食べログで評判を見る)。あるいは、お弁当を広げるには良いかもしれません。
養老駅はここから徒歩10分ほどです。
集合場所
養老鉄道養老駅が集合場所、出発点になります。
養老駅から養老の滝までのコースタイム
このコースは養老駅から歩き始め、見学を含めて3時間ほどです。
養老の滝 周辺での食事
渓谷の入り口や、滝の手前にランチやスナックが取れるお店が数軒あります。
養老の滝 周辺のトイレ
養老渓谷沿いに数多くのトイレがあります。
持ち物と服装
街歩きの服装で大丈夫です。また、靴はスニーカーで大丈夫です。未舗装の道はありません。
ハイキング適期
年中訪れることができます。特に、紅葉の頃がお勧めです。
近隣の見どころ
近隣に養老天命反転地があります。あるいは、養老山脈に沿った東海自然歩道のほか、養老鉄道の起点となる大垣や桑名と組み合わせるのも面白いでしょう。