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西尾市にある実相寺は臨済宗妙心寺派の寺院です。西条城主であった吉良氏の菩提寺です。足利(吉良)満氏が1271に建立したと伝えられ、三河の安国寺として栄えました。その後、戦国時代には今川氏との繋がりが深かったため、織田軍との戦火で多くの伽藍が焼けました。

釈迦堂は室町時代の建築で、三河黒松の林に囲まれています。道内には愛知県指定文化財の釈迦三尊像ががあり、毎年4月第2日曜日に公開されます。

13世紀には聖一国師によって実相寺の境内で茶が育てられ、僧侶や貴族がお茶を楽しんでいたそうです。

実相寺の釈迦堂
実相寺の釈迦堂

実相寺釈迦堂と三河黒松
実相寺釈迦堂と三河黒松