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法山寺

法山寺の正式名称は曇華山(どんげざん)法山寺。知多四国八十八ヶ所霊場第五十五番札所で、臨済宗天竜寺派に属するそうです。縁起に寄れば725年ごろに行基によって開かれたとか。本尊の御湯殿薬師如来も行基が刻んだものとされています。

1159年(平治元年)暮れに平治の乱で平清盛に敗れた源義朝は、東国に逃れる途中の1160年1月3日、ここ法山寺で、長田忠致に勧められて入浴していたおりに暗殺されたと伝えられています。源義朝が暗殺された頃には既に栄えていた寺、ということですね。

法山寺
法山寺

湯殿跡は宝山寺の境内から墓地を先に進んだところにあります。

源義朝が討たれた湯殿跡
源義朝が討たれた湯殿跡

源義朝の墓は野間大坊にあります。義朝を討った長田忠致・景致父子はその後源頼朝によって、近くにある磔の松の場所で、磔に処されました。

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