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松尾寺山(まつおじやま)は標高503メートル、中山道の醒井宿の南にあり、かつて役行者が修行したと言われる山です。奈良時代には霊仙七ヵ寺の一つとして山頂の少し下に松尾寺が建立されました。この松尾寺は昭和に本堂が倒壊して廃寺になっていて、新しい松尾寺は醒井養鱒場の近くにできています。霊仙七ヵ寺の中では現存する唯一の寺が松尾寺だそうです。
滋賀県には湖東三山の一つ、金剛輪寺の近くに松尾寺山(秦川山)がありますが、別の山です。
頂上からは琵琶湖の眺望が良いです。特に晩秋から初冬がお勧めです。頂上近くには松尾寺七不思議の一つ夫婦杉があります。
登山ルートは醒ヶ井の下丹生集落からと、反対側の西坂集落からのものがあります。徒歩の場合、醒ヶ井駅から歩ける下丹生集落からのルートがお勧めです。
松尾寺山と松尾寺廃寺、醒井宿から登る(ハイキング・コース)
松尾寺山(標高503m)山頂への登山道は醒井の谷の奥から、途中丁石が並んだ古くからの参詣道を登り、歴史ある寺の…