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補陀落山大善院は愛知県常滑市にある真言宗豊山派の寺院で、知多四国八十八ヶ所霊場六十三番札所です。684年に「御嶽山光照院」という知多半島最大級の寺院から、本尊の十一面観音像などを移してこの地に寺院が作られたそうです。1469年に常滑城初代城主の水野監物忠綱が、常滑城の鬼門にあたる補陀落山観蓮寺に六坊を再建しました。大善院はその本坊にあたります。

大善院は現在屋根が修復中で、参拝者が屋根瓦を寄付することができます。

大善院
大善院

大善院の本尊である十一面観音像は毎年3月の第2日曜日にご開帳されるそうです。御開帳の様子はこちらのサイトに掲載されています。

境内には愛知県指定天然記念物のイブキの木が。

大善院のイブキ
大善院のイブキ

大きなイブキは四十八番札所の良参寺にもありました。知多半島はイブキの生育に適しているのでしょうか。