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金閣寺から西大路通りを南下したところにあるのが敷地神社で、通称がわら天神(あるいはわら天神宮)です。バス停も「わら天神前」なので通称の方が一般的なのでしょう。(わら天神宮の公式Facebook

わら天神宮の祭神は「木花開耶姫命(コノハナノサクヤヒメ)」で、安産にご利益があるそうです。写真左側が本殿で、右側は伊勢、石清水、賀茂、松尾、稲荷、春日の六社をまとめてまつる「六勝神社」だそうです。

わら天神
わら天神

わら天神の由緒についてはここに記されています。

わら天神の由緒
わら天神の由緒

わら天神の境内には綾杉明神があります。この根本だけになった杉は、清少納言の父親で三十六歌仙の一人、清原元輔が綾杉を詠んだ歌が、拾遺和歌集にあります。

「生ひ繁れ平野の原の綾杉よ 濃き紫に立ちかさぬべく」

綾杉は明治時代に暴風で根元から折れてしまったそうで、残った根元部分が保存され綾杉明神として祀られています。

綾杉明神
綾杉明神