Tag: 天寧寺
彦根の天寧寺は、彦根の城下町を一望できる高台にある曹洞宗の寺です。秋になると萩の花が咲くので、別名萩の寺とも呼ぶそうです。彦根の町もビルが多くなって、あまり良い眺望とは言えませんが…
天寧寺には以下のようないわれがあります。
彦根藩13代藩主井伊直中(なおなか、1766-1831 )が、腰元若竹(わかたけ)の不義をとがめ罰しました。その後相手が自分の息子とわかり、自分の過失を認め、腰元と初孫の菩提を弔うために天寧寺を創建したといわれます。
天寧寺の五百羅漢
天寧寺と言えば何といっても五百羅漢です。京都の名工駒井朝運(こまいちょううん)が刻んだものとか。ところどころに混じる大き目の像は十六羅漢です。十六羅漢は十六国の大名から贈られたものと言われています。
また天寧寺には近江七福神の内の「布袋尊」があります。