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桃太郎神社は創建は不明ですが、現在の形では昭和5年(1930年)鎮座の比較的新しい神社です。元々、この地に桃太郎伝説があったそうで、桃太郎を古事記に登場する大神実命(オオカムヅミ)であるとして、桃太郎神社の祭神としてます。大神実命は古事記の中では意富加牟豆美命と表記されますが、桃から生じた神とされていますので、桃太郎と重なったのでしょう。

桃太郎神社の奥に桃山という山があるそうで、お爺さんお婆さんが亡くなった後で桃太郎が姿を隠したところと伝えられています。古くから桃山がご神体となっていたそうですから、何らかの磐座があったのかもしれません。この辺りの山には露岩が多いですから。

桃太郎神社の鳥居
桃太郎神社の鳥居

桃太郎神社を特徴づけるのは、何と言ってもコンクリート彫刻師、浅野祥雲の作品群。全部で20体あまりあります。

桃太郎の誕生
桃太郎の誕生

桃を持ったお婆さん
桃を持ったお婆さん

これが有名な涙を流して謝る鬼の像。パイプが後ろに見えているのはご愛敬です。

桃太郎神社の涙を流して謝る鬼