定光寺から定光寺自然休養林(ハイキング・コース)

定光寺周辺のハイキング・コースは、東海自然歩道を歩くか、定光寺自然休養林の中の散策路を歩くかが選択肢のようです。

このページで紹介しているハイキング・コースはJR中央本線の定光寺駅から東海自然歩道に入り、定光寺を参拝。その後、東海自然歩道と、定光寺自然休養林の中の散策路を通り、愛環鉄道中水野駅にゴールするコース。延長は6kmでほぼ森林地帯を歩く、気持ちの良いハイキング・コースです。ただし、観光地のような見どころは定光寺以外にはありません。森の中を歩くのがメインのハイキングになります。

定光寺から定光寺自然休養林を巡るハイキングコースのマップはこちら

樹林帯の中ではGPSがうまく捉えられず、定光寺からのハイキング・コースの位置は大まかなものです。実際には要所要所に案内板がありますから、それに従ってください。


定光寺ハイキング・コースの行程

定光寺駅を出たら、橋を渡り車道右側にある東海自然歩道を沢に沿って登ります。まずは定光寺に向けた快適なハイキング・コースのスタートです。

定光寺からの東海自然歩道
定光寺からの東海自然歩道

しばらく登ると広いところに出ます。定光寺公園の池が目の前に広がります。ここでこのハイキング・コースは一旦東海自然歩道を離れて左側の定光寺へ。定光寺を拝観した後でこの場所に戻ってきます。

鎌倉時代創建の定光寺(本堂は南北朝時代)は特に紅葉の頃に訪れるのをお勧めします。本堂と定光寺に隣接する源敬公廟(徳川義直廟墓)は国の重要文化財です。思ったよりは小さなお寺ですが。源敬公廟を訪れるには拝観料100円が別途必要です。徳川義直は鷹狩でたびたびこの地(水野)を訪れていたため、没後ここに葬ることを欲したのだとか。名古屋からこの地まで尾張徳川藩主が鷹狩に通った道は、水野街道と呼ばれているそうです。

定光寺本堂
定光寺本堂

定光寺を拝観したら、参道を下って東海自然歩道に戻ります。ここからハイキング・コースは森林の中を歩く道が続きます。開けた明るい森もあれば、湿った暗い森もあり、結構変化に富んでいます。

定光寺近くの東海自然歩道
定光寺近くの東海自然歩道

ハイキング・コースの途中森林交流館がありますが、取材の日は閉まっていました。ここにある飲食店も閉まっていました。あてにしないほうが良いようです。森林交流館からは「まなびの径」という散策路をたどります。この道が愛環鉄道中水野駅まで続いています。道は網の目のようにありますが、道標があります。

しばらく歩くと車道に出て、住宅街を通り抜けてハイキングの終点である愛環鉄道中水野駅へ。

集合場所

JR中央本線定光寺駅が集合場所、出発点になります。

行程とコースタイム

このコースは定光寺駅から歩き始め、見学を含めて4時間ほどです。山道が多いですが、急な上り下りはほとんどありません。

昼食

定光寺駅周辺の飲食店は閉まっている可能性が大です。定光寺参道前の飲食店も閉まっていることが多いです。愛環鉄道中水野駅周辺にはコンビニがありますが、飲食店はありません。従って、弁当を持参するのが良いです。

トイレ

定光寺駅の外、定光寺、森林交流館にあります。

持ち物と服装

山登りではありませんので軽微な服装で大丈夫です。靴はスニーカーでもOKですが、トレッキングシューズがお勧めです。

ハイキング適期

年中訪れることができますが、低山ですので夏の暑い時期は避けるほうが良いでしょう。

お勧めは圧倒的に紅葉の時期です。

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